日本人がイタリアの電車に“乗れない理由”に　「絶対ムリ」「もう笑うしかない」

イタリア在住で、現地の観光情報を発信する観光ガイド・片庭未芽（みめ）さんが、YouTubeチャンネル『イタリアガイドみめMime Italy Guide』のショート動画を更新。

現地の電車の様子を紹介し、注目を集めています。

■切符を買うのにもひと苦労

「日本人には絶対に乗れないイタリアの電車」と題した同日の動画では、みめさんが現地の駅から車両の様子まで詳細に紹介。

まず1つ目が「チケット自販機が難しすぎ」。券売機は「まずはスリに気をつけろ」という音声案内が流れ、切符購入に至るまでの案内ボタンの多さ、購入に本名や携帯番号など個人情報の入力が必要など、まず切符を買うところから苦労する様子が明かされます。

そして2つ目が「警察がいっぱいいるのにスリが多い。荷物注意」という駅の状況、3つ目が「直前までホームがわからん」。ホームの情報は直前まで時刻表に表示されないそうで、ひたすら表示されるまで待つ必要があるといいます。

■車内では「寝ていられない」

4つ目が「終着駅式」、5つ目が「電車の種類が多すぎ」、6つ目は「指定車両まで遠すぎ」と目的の車両に乗るまでも大変な様子が。とくに12車両ある場合は「もし自分の席が一番後ろ（の車両）だったらたどり着けないかも」といったリスクもあるよう。

ようやく車両にたどり着くも、7つ目は「階段が高すぎ」とスーツケースを持参する場合、女性だと乗ることにまず難儀するそう。また車両トイレは故障していたり、かなり汚いことも…。「ドアの鍵締め忘れないでね」と注意喚起するみめさん。

車両は常に満席で、8つ目が「乗車中も車掌が検察に来るので寝ていられない」、9つ目は「携帯電話がし放題なので、うるさくてリラックスできない」と日本とはかなり違う様子が紹介されました。