茨城県旧大洋村(鉾田市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、茨城県旧大洋村(鉾田市)を写真とともに紹介する。

Vol.209/茨城県旧大洋村(鉾田市)

昭和30年3月に、白鳥、上島の両村が合併して誕生したのが、大洋村だ。2005年に旧旭村、旧鉾田町と合併したことで、現在の鉾田市になっている。

鹿行大橋を渡って、旧大洋村へ入った。名前の通り、旧大洋村はほぼ太平洋と並行しているし、さらには北浦にも挟まれているので、地形は概ね平坦で、空も広い。そして、まちに入ってからは、いろんな野菜畑が広がっていることが印象的だった。

特にぼくの鉾田市のイメージはメロンである。茨城県の知り合いの方も、「メロンといえば鉾田だよね」と仰っていた。鉾田市は農業産出額が、平成26年から令和4年まで、9年連続で全国第一位だという。農林水産省の統計を見てもそうだったし、令和5年の統計は出ていなかったので、もし令和5年も第一位ならば、10年連続で日本一ということだ。まさに、野菜王国である。ちなみに農林水産省的にも、メロンは野菜に含まれているらしい。

畑の姿も見ていて美しい

武道館だ

中学校。車がポツンと

大洋駅へ

懐かしさもある

美しい畑が広がるまちなみを通り抜けて、大洋駅を訪れた。鹿島臨海鉄道の駅であり、水戸と鹿島方面を結んでいる。駅の表記が「たいよう TAIYŌ」とあってキラキラとしているなあと思ったし、駅前の花壇には紫陽花が咲いていた。周囲には戸建ての住宅街が点在しており、静かな暮らしがあることも感じられた。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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