また浜崎は、「一座」と呼ばれるお抱えバックダンサーたちを従えて、テレビ出演する機会も多いが……。

「今回は『appears』の歌唱中に、昨年の『春よ、来い』と同じ人数の10人のダンサーが登場。しかし、一度に4~6人が入れ替わりながら踊る場面が目立っていたほか、『Who…』でダンサー全員が“はけた”せいか、『ダンサーが少なめで、昔のあゆのステージっぽかった!』『ダンサーが少ないと見やすい!』と好評を博していました」(同)

 アーティストデビュー当初は、愛くるしいルックスと歌声で注目された浜崎。来年にはデビュー25周年を迎えるが、年齢を重ねるごとに歌い方やステージ演出に変化が見られる。

「近年の浜崎といえば、マドンナなど海外アーティストにインスパイアされたようなド派手なパフォーマンスのイメージが強い。しかし、ファンの中には、ダンサーなしで歌う昔のスタイルを求める人は多いようです。今回の『FNS歌謡祭』が好評だったのも、そうしたファンの思いがあるからでしょう。路線変更してからなかなかヒット曲に恵まれない浜崎にとっては、皮肉な展開ともいえますが」(同)