そんなひょっこりはんの気持ちに理解を示しながらも、一発屋会メンバーは、お互いにアドバイスを出し合うことで仕事の幅が広がるなどのメリットを提示したが、ひょっこりはんは散々迷った揚げ句、入会を拒否。なお、桂三度も入会に至らなかった。

「番組放送後、ネット上では、熱烈なスカウトを断ったひょっこりはんに対して、『どう考えても入るメリットは大きい』『そういうとこが売れない理由では?』『笑いを取らずに断るの、芸人に向いてないんじゃない』などの批判やツッコミが噴出。一方で、『気持ちはわかる』『考える時間をあげてほしい』と擁護の声も見られ、賛否両論となりました」(同)

 また、2018年にひょっこりはんが起こしたBGMの“著作権問題”を蒸し返す声も少なくない。

「ひょっこりはんがネタで使用していた楽曲は、無料で使えるフリー音源サイトが提供するものだったのですが、使用の際には著作権表記をするとの規約があったんです。しかし、ひょっこりはんはそれを怠ったうえ、ほかの企業に『フリー音源』として二次配布を行ってしまったことから、著作権者であるサイト管理人が抗議。ひょっこりはん側は、使用楽曲を別のもとに差し替えるなどの対応を行ったものの、新たなBGMではなかなか笑いが取れず、それが“消えた”原因の1つになったと見られています」(同)

 今回は入会を保留にしたものの、「揺らいでて」「もうちょっとスッキリ整理するまで……」とも話していたひょっこりはん。晴れて一発屋会に入る日は来るのだろうか。