JAあまみ大島事業本部と大和村(やまとそん)は、「さぁ発見しよう、奄美大島、大和村の魅力を」をキャッチフレーズに、食を通じ、生産者の想い、奄美大島、大和村の魅力を体感してもらうイベント「DISCOVER AMAMIOSHIMA, YAMATO-SON」を開始した。

奄美大島の中央に位置する大和村


大和村は、鹿児島から南へ約380kmに浮かぶ、奄美群島の中で最大の島・奄美大島のほぼ中央に位置している。

奄美大島は「東洋のガラパゴス」とも呼ばれており、アマミノクロウサギなど貴重な動植物の宝庫。2021年に世界自然遺産にも登録された。

大和村の11ある集落はすべて海に面しており、背後には世界自然遺産登録エリアでもある湯湾岳とそれに連なる山々がそびえている。豊かな自然に囲まれた伝統文化が色濃く残る村だ。

タンカンなどの栽培が盛ん


大和村では、タンカン、スモモをはじめとした果樹栽培が盛んに行われていて、スモモ(カラリ種)の生産量は日本一を誇る。また、湯湾岳の麓にひろがる福元盆地は、高地にあるため昼夜の寒暖差が大きく、ひときわ美味しいタンカンが育つという。


ただ、奄美大島で生産されるタンカンの約3割が、色形が悪い、糖度が十分にのらないなどから、規格外品となり、安値での流通を強いられたり、なかには廃棄されたりすることも。

JAあまみ大島事業本部では、サステナブルな社会の実現のため、今年度より新しい取組を行っている。具体的には、規格外品を再選果し、「高糖度」「低糖度」に分け、それぞれの特性が活きる販路に適正価格で販売し、規格外品に付加価値を加えることで「フードロスゼロ」を目指している。

菊池恒毅シェフ考案のフルコース


今回のイベントでは、「代官山ASOチェレステ日本橋店」の菊池恒毅シェフに協力してもらい、2月1日(木)~29日(木)の期間、「奄美たんかん」などご当地食材で構成した「奄美大島フルコース」が「代官山ASOチェレステ日本橋店」にて提供される。


日本を代表するトップシェフの一人である菊池恒毅シェフは、奄美大島、大和村の生産者を訪問し、意見交換を重ね、奄美大島、大和村特有の風土・文化を感じ取り、食材の良さを最も活かすフルコースを考案。


選び抜かれた食材を芸術的な一皿に昇華させている。


「奄美たんかん」を中心に、野菜、肉、魚、加工品など、ほぼすべての食材を奄美大島、大和村の食材で構成した「奄美大島フルコース」を堪能してみて。

ランチは11:00~で、¥8,500(総額¥10,285)。ディナーは17:30~で、Aコース¥9,917(総額¥12,000)、Bコース¥12,604(総額¥15,250)、Cコース¥15,290(総額¥18,500)となっている。