◆同級生たちは「早く結婚するか、保育士以外に転職するか」

久実さんは転職も視野に入れているそうです。

「30代独身で保育士を続けている人は少ないです。学生時代の友人たちは、20代のうちに結婚するか、20代のうちに異業種に転職するかのどちらかでした。

派遣で事務職をやっている子の方が保育士より収入が多くて、転職を勧められたこともありました。だけどその時はせっかく大学で学んだことを活かして働いているし、他の業界に興味もなくピンとこなかったんです。

人手不足なので辞めたら迷惑もかかるし、なんだかんだで子どもが好きだから続けているんですけどね……貯金もできないし服も買えない30代ってヤバイですよね」

社会に必要な仕事で、子どもが好きで就いた職業なのに。

ひとまず久実さんは、結婚相談所を休会して出費を止めました。結婚相談所は初デートにホテルのラウンジ等を使うことを推奨されるため、その場にふさわしい服を用意しなければなりません。もっとカジュアルな服装でデートができる出会い方に変えたほうが、出費は抑えられるのです。