「週刊新潮」(新潮社)の告発記事を発端とした、サッカー日本代表・伊東純也の“性加害告発”騒動。今月19日、告発者であるA子さんとB子さんに対し、伊東側が損害賠償を求める訴訟を起こしたが、「週刊新潮」の公式Xには、依然として一部サッカーファンから批判が寄せられているようだ。

 2月1日発売の「週刊新潮」は、伊東と彼の専属トレーナーからそれぞれ性加害を受けたと主張する女性2人の証言を掲載。2人は刑事告訴したというが、これに対して伊東側は虚偽告訴であるとして民事で2億243万円の損害賠償を求めている。

 また、2月27日付のニュースサイト「Smart FLASH」は、伊東側の訴状の内容を報道。それによれば、B子さんと関係者の会話を録音した音声データが存在し、「週刊新潮」に掲載された女性側の証言と食い違っているそう。

 加えて、訴状には約2億円の損害賠償額の内訳が書かれているといい、もっとも高額なのは契約解除が見込まれるあるスポンサー企業への賠償額。これだけで1億4,350万円にものぼるという。