技術の進化により、レジでの会計や受付など、非接触でスムーズに利用できるようになりつつある昨今。

便利な一方で、これにより困った経験がある人も少なくないことが、編集部の調査で分かりました。

■レジ店員が消えていた地元のスーパー

編集部が話を聞いた30代会社員の女性・Aさんは、実家に帰った際、数年ぶりに近所のスーパーを訪れたときのことを回顧。

「懐かしさに浸っていたら、レジの前に来て呆然…。大型の店舗なので、以前は有人レジがズラッと並んでいたのですが、半分くらいセルフレジになっていて、店員さんはセルフレジの間にポツポツと立っているくらい」。

「人でごった返していた以前と比べて、こんなことになっているとは! と驚きました」と振り返ります。

■あわやお会計できない冷や汗展開に

しかしその後、現金派のAさんはセルフレジで困り果てることに。

「お会計しようとしたら、『現金不可』のレジが複数台あり、想像していなかった事態に冷や汗…。気づけば私の後ろにほんのり列ができており、有人レジに並び直してお会計してもらいました」とコメント。

「現金が使えない状況に初めて直面し、キャッシュレス決済の用意もしておこうと思いました」と話していました。