TOYOKE(トヨーク)は、ミシュランをはじめゴ・エ・ミヨ、ラ・リストなど世界的なグルメガイドにも掲載されている「精進料理 醍醐」4代目の野村祐介氏がプロデュースを手掛けるオールプラントベースの複合型の飲食店を、六本木ヒルズノースタワー1Fに4月27日(土)にオープンする。

3業態が1箇所に集まった「大人のファミレス」

野村祐介氏は、「精進料理 醍醐」以前にフレンチ、ソムリエ、バーテンダーとしてのキャリアを経ており、ジャンルを超えた幅広い経験を、歴史ある精進料理と融合させてきた。

過去の常識に囚われることなく、菜食料理としての新しい発見を追求してきた末に今回、ドーナツショップの「OSCAR WILDE(オスカー・ワイルド)」、カレースタンドの「HOBA(ホバ)」、ビストロの「TOSSO(トソ)」の3つの新ブランドが誕生した。

今回オープンするのは、この3業態が1箇所に集まったオールプラントベースの「大人のファミレス」。ネオンの装飾やアーティストのペインティングが施されたカジュアル空間で、野村氏考案の料理を気軽に体験できる。

ドーナツショップ「OSCAR WILDE」


「OSCAR WILDE」は「楽観主義者のためのドーナツ」をコンセプトにしたテイクアウトオンリーのドーナツショップ。美味しさには妥協なく、それでいてプラントベースで全てのメニューをつくっている。



毎日店頭で生地からつくるクラフトドーナツは、外側はカリッと、内側はもっちりとした食感で、全粒粉の香ばしさを感じられるそう。


その他にも、ザクザク食感が特徴のオールドファッションや、クリームがたっぷり入ったドーナツなど、常時10種類以上のラインナップを揃えている。


OSCAR WILDEのオリジナルキャラクターを手掛けたのは、Mark Jacobsなどとのコラボでも知られるアーティストのancco氏だ。

カレースタンド「HOBA」


「HOBA」は、精進料理の引き算のノウハウから生まれた日本式カレーを提供するカレースタンド。


野菜と果実とスパイスという極限までミニマルな材料だけで、小麦粉を一切使わずにつくられる濃厚な旨味と重みのあるテクスチャはこれまでのヴィーガンカレーとはまた異なる印象を与えてくれる。


店名の由来でもある朴葉があしらわれた視覚的にも印象的な一皿。テイクアウトやデリバリーにも対応している。


また、カレーにペアリングができるオリジナルドリンクも。クラフトコーラをはじめ、



和のハーブティー「和香草茶」として、ミントが爽やかに香る「ミント緑茶」、スパイシーな味わいで身体を温める「シナモンほうじ茶」、日本固有のクスノキ科の香木・クロモジを使った香り高い「クロモジ茶」の3種を用意している。