南野といえば、80年代にドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)の主人公・麻宮サキ役でブレイク。近年は「懐かしの元アイドル」という扱いが多かったが、ここ数年は不倫問題で降板した斉藤由貴の代役で出演したNHK大河ドラマ『西郷どん』や、2020年の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)などでの演技が好評となり、女優として再評価されていた。

 昨年末に20年以上にわたって所属していた大手事務所「ケイダッシュ」から独立したが、放送中の特撮ヒーロー番組『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系)で“ライダーの母”を演じるなど、今年に入っても仕事は変わらず順調だった。しかし、今回の夫の逮捕を受けて、業界内では「オファー激減は避けられないだろう」との見方が強まっている。

 業界人からもファンからも「なぜ別れないのか」という声が漏れ聞こえているが、先述したように南野は夫に入れ込んでいる様子。このままでは冷静に状況を判断できず、せっかく評価が高まっていた女優としての仕事を失ってしまう恐れがありそうだ。