阪急電鉄は、阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の一環として、6月16日(日)に「阪急ゆめ・まち 親子チャリティコンサート」を開催する。

本物のクラシック音楽と出会い、感動を体験

同コンサートは、本格的な音響設備を備える梅田芸術劇場メインホールで、子どもたちに「オーケストラによる本物のクラシック音楽と出会い、感動を体験する」機会を提供するもの。今年で13回目の開催となる。

ナビゲーターは元宝塚歌劇団の蘭乃はなさん

今回は、ナビゲーターに元宝塚歌劇団 花組トップ娘役で現在は女優として活躍中の蘭乃(らんの)はなさんを迎え、藤岡幸夫さんが指揮する関西フィルハーモニー管弦楽団による演奏で、シベリウスの「フィンランディア」やスメタナの「モルダウ」などの名曲を披露。

特別企画として、中学1年生のヴァイオリニスト・大田奈櫻(おおたなお)さんによる、ドヴォルザークの「ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53第1楽章」の演奏もある。

指揮者の藤岡幸夫さんは「毎回指揮するのをとても楽しみにしている、ゆめ・まち親子チャリティコンサート!今年は蘭乃はなさんの素敵な司会で、ソリストはなんと中学1年生のヴァイオリニスト・大田奈櫻さん!どんな音色を奏でてくれるのかとても楽しみです。

また、クラシックの名曲『フィンランディア』や『モルダウ』など、豪華絢爛なオーケストラサウンドを堪能いただきます。皆さん、素敵な梅田芸術劇場でお会いしましょう!」とコメントを寄せている。

観客が参加できるプログラムも!

また、ヘルマン・ネッケの「クシコス・ポスト」に合わせて、観客とボディーパーカッションで一体になるコーナーも展開。

さらに例年人気だという「指揮者体験コーナー」では、会場の子どもたち数名が舞台で実際にタクトを振り、オッフェンバックの「カンカン・ダンス」を指揮するなど、親子でクラシック音楽を楽しめる素敵なひとときを楽しめる。

このほか、J.シュトラウスII世/ポルカ「観光列車」の演奏も予定されている。

コンサートの売上金は全額寄付

同コンサートの売上金は、能登半島地震に被災された人など、困難な状況にある子どもたちを支援するために、日本クリニクラウン協会とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ全額寄付される。過去12回の寄付総額は、2,219万5,830円になるそう。

同社は、「これからも地域社会の一員として、未来を担う子どもたちが夢を持って健やかに成長するための“体験”や“学び”の場を提供することにより、『次世代の育成』に取り組んでまいります」とコメントを寄せている。