naeは、茶香炉と急須を兼ねた「chakoro」の一般販売を、同社ECサイト「from」にて開始。同時に、卸売販売およびOEM製造の受託も開始する。

お茶の香りと味を楽しめる「chakoro」

「chakoro」は、日本の伝統的な文化・お茶と美濃焼から生まれた、「茶香炉」兼「急須」。よい香りと豊かな風味、数々の健康効果から現在世界中で注目を集めているお茶と、高品質の美濃焼という2つの文化を融合し、現代にフィットするプロダクトとして生まれた。


茶香炉としてお茶の香りを楽しんでいる間、使用している茶葉は徐々に煎じられていく。10~15分ほど香りを楽しんだ後、煎じられた茶葉からお茶を出して飲んで楽しむことができる。


急須の方式には日本茶の香りや味を最大限に引き出す美味しい淹れ方と言われる「絞り出し方式」を採用。茶こしを使わず、急須のそそぎ口に彫られた溝から茶葉の旨味を絞り出すことができることを特徴としている。

香りを楽しむだけでなく、そのままスムーズにほうじ茶を淹れたり、本格的な玉露・煎茶を味わったりすることもできるのは、「chakoro」だけの体験だ。

美濃焼に眺めたくなるようなデザイン、3色展開

従来の茶香炉や急須は和風のデザインが施されているものが多く、現代的な家のインテリアには馴染まないことも。そのために使用時以外は棚の中に収納してしまい、習慣化が妨げられているのではという課題を、naeは感じていたという。


そこで「chakoro」は、使わない時間もオブジェとして机や棚の上に置いて楽しめる、現代的なインテリアに馴染むデザインを目指した。

デザインの考え方は、近年インテリアデザインのトレンドとなっている「Japandi」の思想にインスパイアされている。Japandiとは、日本(Japan)の侘び・寂びの思想と北欧(Scandinavian)で「居心地の良さ」を意味するヒュッゲの思想をあわせた造語だ。

「chakoro」は、日本人が落ち着きを感じやすいこと、ヒュッゲな時間を過ごせることの2つをイメージしたデザインとなっている。

美濃焼の美しい陶器に、現代的なインテリアとの相性が良く、使わない時間も眺めていたくなるようなデザインを施すことで、お茶を楽しむことを習慣化しやすくするよう工夫。また、使い勝手の良さも考え、表面に溝を掘ることで急須としてお茶を淹れる際にも持ちやすくしている。


カラーは、「SUMI – 墨」、


「YUKI – 雪」、


「SORA – 空」の3色を用意した。