「和久田アナの後任には山内泉アナが本命視されていましたから、副島アナの起用が決まった際には局内からも驚きの声が上がったものでした。彼女は東京五輪の取材キャスターに抜てきされるなど、局の上層部の覚えはめでたかった一方で、気の強い性格から『NHKのエリカ様』と呼ばれ、過去には横柄な態度が原因でスタッフから総スカンを食らったことがあったとも伝えられています。制作サイドのモチベーションも含め、数字は落ちると思われていましたが、上々の立ち上がりとなったことはNHKにとってはうれしい誤算だったのではないでしょうか」(テレビ関係者)

 ネット上では、「和久田アナよりも聞きやすかった」との感想も散見しているが、それ以外にも視聴者の目をクギ付けにした要因があったようだ。

「奇抜で派手な衣装が話題を呼んでいます。初日に青のブレザー姿で登場すると、視聴者からは『1日警察署長のような服装』『宝塚の男役みたい』『ダサい服装が気になってニュースに集中できない』と大反響。また、2日目もスリットの入ったスカートに手元が隠れる白のジャケット姿で登場すると『アナウンサーっぽくない』との感想が聞かれました。どことなく昭和の匂いを感じさせ、かつインパクトも十分。衣装はスタイリストではなく自分が選んでいるようで、副島アナの戦略勝ちと言えるかもしれませんね。今の数字をキープできれば、和久田アナの産休が明けても交代はなさそうです」(前出・テレビ関係者)

 この勢いで紅白の司会までのし上がるか?