JR博多シティは、findが提供する「落とし物クラウドfind」を導入する。find導入により、利用客はJR博多シティでの忘れ物をLINEから24時間問い合わせできる。

また、遺失物対応を行うスタッフ向けの業務用アプリも導入し、忘れ物にかかわる業務負担軽減を図る。スタッフ向け業務用アプリ(拾得した落とし物をシステムに登録)を4月17日(水)より導入し、利用客からのLINEでの問い合わせは4月25日(木)開始を予定している。

忘れ物を横断して探すことができる

JR博多駅に直結している商業施設JR博多シティでは、館内において毎日40件ほどの忘れ物を取り扱っている。忘れ物に関する利用客からの問合せや忘れ物の返却はもちろん、持ち主が見つからない物は遺失物管理室への移送、保管、更には警察への届出など、館のインフォメーションスタッフや遺失物管理スタッフが日々多くの業務を行っている。

グループ親会社であるJR九州では昨年8月にJR九州全線にfindを導入し、駅や列車内での忘れ物はfind chatで問い合わせ可能となった。しかし、利用客はどこに落としたか不明確なことが多く、find chatに加え、周辺施設・警察などあちこちに問い合わせる必要があった。

駅だけでなく、地域全体でfindの導入が広がり忘れ物情報が一元化できれば、利用客はfindひとつで忘れ物を探せるようになり、遺失物対応側も不要な問合せが減少し効率的な業務を行うことが可能になる。


そこでJR博多シティでも、JR九州の「findの導入が広がっていくことで、お客さまへのより良いサービスを目指す」という思いに共感するとともに、忘れ物にかかわる業務負担軽減を期待し、find導入に至った。

利用客は、JR九州のfind chatに問い合わせることで、JR博多シティとJR九州の列車内・駅での忘れ物を横断して探すことができる。

サービス内容をチェック


利用客は、LINEを入口とする忘れ物検索を行い、素早く正確に自身の落とし物に関する情報を取得することができ、ストレスフリーな問合せを実現する。

利用時間は、全日9:00~21:00。21:00~9:00は自動受付のみとなる。対象品目は、JR博多シティ、JR九州の列車内・駅で預かっている忘れ物。

専用のLINEアカウント(ID:@jrkyushu_find)宛てに問合せをする。現在LINEアカウントの友達追加は可能だが、JR博多シティでの忘れ物に関する対応は4月25日(木)からの対応となる。