東京都板橋区の取り組みをご紹介!「いたちょこブック~公園編~」「板橋区産前産後支援事業」の情報をチェックしていこう。

「いたちょこブック~公園編~」が新登場


板橋区は「いたばしのいいところをちょこっと」紹介する観光ガイドブック「いたちょこブック~公園編~」を発行した。

■公園をテーマに板橋の魅力を紹介

にぎわいや安心・温もりを地域にもたらすような、持続可能な観光資源をテーマとしている「いたちょこブック」。今回は「公園」をテーマに、「たいけん」「いやし」「うんどう」などのカテゴリー別に区内の公園の魅力を紹介するとともに、公園のお供にぴったりなテイクアウト情報や公園帰りに立ち寄れるイートインのお店情報も掲載している。

同ガイドブックは、区役所本庁舎、各区民事務所、各地域センター、東京家政大学で配布するほか、板橋区公式サイトからもダウンロードが可能だ。

■大学生の協力でSNSも活用


ガイドブックの作成にあたって、若い世代にも親しみやすい紙面づくりやSNSへの展開を行うため、区内の東京家政大学家政学部児童学科に協力を依頼。学生たちは、ガイドブックのタイトル・オリジナルキャラクターの考案や、区が運営する「いたちょこ」公式Instagramアカウントで、学生視点ならではの公園めぐりのモデルコースの発信などを行った。

Instagramアカウントでは、区内の公園に関する写真・動画の投稿を募集するキャンペーンも実施。ガイドブックの紙面だけでなく、SNSも活用しながら継続的な区の魅力発信を行い、区内外への観光振興につなげていく。

■学生からのコメント

協力した学生は「今回の作成協力を通して、これまで知らなかった板橋区の魅力を知ることが出来ました。いたちょこブックをきっかけに、より子育てをしやすい街づくりや地域の活性化に繋がれば嬉しいです」とコメントしている。

板橋区の公園の魅力を再発見できる「いたちょこブック~公園編~」を手に取ってみて!

いたちょこブック 詳細ページ:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bunka/kanko/map/1051842.html

「産後ドゥーラ」による産前産後支援事業をスタート

さらに板橋区は4月1日(月)より「産後ドゥーラ」が自宅を訪問し、母親の心身のケアや家事・育児などのサポートをする、板橋区産前産後支援事業をスタートした。

「産後ドゥーラ」とは、ドゥーラ協会から認定を受けた、産前・産後の女性特有のニーズに対しサポートするための知識や技術を持つ専門家だ。

■妊娠期を含めて子育てをサポート

板橋区は、すべての子どもたちを切れ目なく見守り育てていく体制の構築のため、子ども家庭総合支援センターと健康福祉センターが一体的に子どもや家庭を支援する「こども家庭センター」の機能を、4月1日(月)に設置。それに伴い、妊娠期も含めた子育て支援を充実させるための施策の一つとして、産前産後支援事業をスタートした。

同事業以外にも「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」「育児支援ヘルパー派遣事業」「ファミリー・サポート」「ショートステイ」など各種事業の展開により、妊娠・子育てに関して支援が必要な区民が選択できるサービスの幅を広げていく。

■板橋区産前産後支援事業の概要

板橋区産前産後支援事業は、板橋区内在住で、妊娠中および出産後6か月未満の人が対象となる。利用料金は1時間につき1,300円(住民税非課税世帯は半額、生活保護世帯は免除)。利用時間は祝日を含む月~日曜の9:00~20:00(年末年始12月29日~1月3日を除く)。なお、1回につき2時間以上、1時間単位で4時間までとなっている。

サービス内容は、日常的な簡単な家事、授乳の手伝い、おむつ交換・着替え、沐浴、きょうだいの世話や徒歩圏内の保育園・幼稚園への送迎、通院などの付き添い、育児相談・助言、産後における生活設計の相談など。利用上限などの詳細は、下記URLにて確認を。

これから出産を迎える人は、板橋区の産前産後事業をチェックしてみよう。

板橋区産前産後支援事業 詳細ページ:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kosodate/ninshin/ninshin/1049534.html
板橋区公式サイト:https://www.city.itabashi.tokyo.jp

(田中彩文)