東京都日野市の取り組みに注目!蚕のことを学ぶ「蚕でつなぐプロジェクト」についてと、親子で一緒にお米を作れる「田んぼの学校」について、それぞれ詳しく見ていこう。

蚕のことを学ぶ「蚕でつなぐプロジェクト」


日野市に昔から伝わる養蚕。「蚕糸の会・日野」代表の柳元太郎氏を講師に迎え、実際に育てながら楽しく学ぶ「蚕でつなぐプロジェクト」を実施。日野市には国登録有形文化財の「旧農林省蚕糸試験場日野桑園第一蚕室」がある。かつて日本の基幹産業であった養蚕業について知り、実際に蚕を育てながら日本の伝統を学ぶものだ。

1回目では蚕について基礎的な知識と育成方法を学び、蚕の育成が開始。2回目は育成中の悩みごとの共有や育成のアドバイス、仲田の森蚕糸公園へ桑の実を取りに行く。3回目は繭を持ち寄り成果発表会を行う。参加者は講座期間中、蚕を飼育する。


開催日は、4月27日(土)、5月18日(土)、6月1日(土)で、いずれも午後1時30分~3時30分。会場は、4月27日(土)と6月1日(土)が中央公民館、5月18日(土)が中央公民館および仲田の森蚕糸公園となっている。


対象は、市内在住・在学・在勤者。申し込みは、中央公民館へ電話または来館して行う。

この機会に蚕のことを学んでみては。

日野市公式サイト:https://www.city.hino.lg.jp/bunka/bunka/jigyo/1007748/1025800.html

一緒にお米を作る!令和6年度「田んぼの学校」開催


また、かつては米どころとして栄えた日野市。その姿は市内各地を流れる水路からうかがえる。中央公民館では伝統的な農法で1年間の稲作体験を通じて、フードマイレージや環境問題、また、自然との共生を学ぶとともに、農業に対する興味や理解を深めてもらうことを目的に、市内2カ所の田んぼで「田んぼの学校」を実施している。


会場は、新町会場と南平会場。参加者は稲の種である籾を土にまく籾まきから参加し、田植え、案山子づくりを経て稲刈り・脱穀を行い、12月には1年間の成果として収穫祭を行う。日程は、新町会場が4月13日(土)から、南平会場が4月20日(土)から開催。


講師は、田んぼの学校運営委員会。市内在住・在学者が対象となるが、新町会場は親子参加を優先して受け付ける。


申し込みは、電話で中央公民館へ。

親子で一緒にお米を作ってみて!

日野市公式サイト:https://www.city.hino.lg.jp/kouminkan/1015474/1016018.html

(suzuki)