萩野氏については、昨年6月に週刊誌「FLASH」(光文社)が「北島康介・吉田秀彦・萩野公介『五輪金トリオ』が布教に励む『富士王朝は存在した』謎の新興宗教」などと報道。萩野氏らがポーランド在住のウクライナ避難民に「玄米粉」を届ける「世界平和人道支援団」として現地へ向かうなどしたというが、その活動は宗教法人「不二阿祖山太神宮」と、その関連団体「地球(ちだま)と共に生きる会」によるもので、布教活動の一環だと伝えられた。

 「不二阿祖山太神宮」は、神武天皇の時代よりもはるか昔に富士山麓に栄えた超古代文明「富士王朝」が存在したとする古史古伝「宮下文書」を教義の中心に据えているとされ、古代神社の再建を掲げ、30億円を目標に「奉賛金」を募るなどしている。当時の記事によると、安倍昭恵氏が傾倒し、教団関連イベントの名誉顧問を務めたこともあったという。

 この教団に萩野氏がどれほど関わっているのか、布教活動に参加したことが夫婦仲に影響したのかなどは不明だが、おしどり夫婦と呼ばれた2人が1年以上も前から別居し、離婚を決断したことに多少なりとも関係しているのではと勘繰る声もあるようだ。

 2人はそれぞれ仕事が順調なので心機一転で未来に向けて進んでいくのだろうが、ファンにとってはどこか腑に落ちない離婚報告になったといえそうだ。