家庭でガスを使う場所には、お風呂やキッチンなどがあげられます。生活するのに欠かせないガスですが、気にせず行っている行動がガス代を引き上げる原因になっているかもしれません。早速、ガス代が高くなってしまうNGな習慣を見ていきましょう。

手軽で便利だからとお風呂をシャワーで済ませる

「熱いシャワーが好き」「家族全員がシャワーで済ませる」というシャワー派の人は、ガス代が高くなっているかもしれません。

お湯の温度を1度上げると、ガス代が0.2円/分高くなるというデータがあります。なかなか体が温まらないからと熱めのシャワーを流し続けるよりも、ぬるめの湯船に浸かる方がおすすめです。また、家族4人が1人5分ずつシャワーを使うと、浴槽約1杯分と同じガスを消費するそう。

温まりたいなら湯船に浸かり、シャワーを使うなら小人数&短時間で済ませましょう。

入浴時間がバラバラ……お風呂は追い炊きが当たり前

お風呂の追い焚き機能は、いつでも温かい湯船に浸かれて便利ですよね。最初に入浴してから数時間後に次の人が入ることも少なくはないでしょう。しかし、この追い焚き機能の使い過ぎはガスの無駄遣いになります。

お風呂のガス代を節約したいなら、冷めてしまったお湯を何度も追い焚きするのは止めて、できるだけ間隔を空けずに入浴する、浴槽にフタをして保温するなどお湯が冷めない工夫をするとよいでしょう。