THE FLASH / フラッシュ」などで知られる俳優のローガン・ウィリアムズ。昨年16歳の若さで亡くなったことが発表され世の中に衝撃が走ったが、一年以上たった今、彼の死因がようやく検視官によって確認された。

The Postが入手した検視官による報告書では、ローガンの死因は「意図的ではない違法薬物による毒性の作用」で、「偶発的」なものだと分類されているという。検視官によると、フェンタニルが検出されたといい、「少量のフェンタニルであっても、潜在的な毒性があることが示されている」と述べた。

フェンタニルは、麻酔や鎮痛剤として使われる合成オピオイド。今年の4月には、アメリカ西海岸でフェンタニルの過剰摂取による死者の急増していることが報じられた。

2020年5月に発表された毒物学の予備報告では、ローガンの死は思いがけない急性薬物中毒と判断されていた。また、公式の検視報告書には、ローガンが「精神的な健康問題に悩まされ、違法な物質を摂取した経験があった」と記されていたという。