一緒にいる時間が長ければ長いほど、つい視野が狭まってしまう恋人との関係。悩んでいるときほど、客観的な意見がいかされるようです。

■30代女性「ハッとさせられたことを覚えています」

編集部が話を聞いた30代女性は、長年交際していた恋人と別れを決めた瞬間を振り返ります。

「数年前のことですが、交際期間が長かった恋人と色々なトラブルが原因で別れようか悩んでいました」。

「そんなときに学生時代からの友人と集まる機会があり、話を聞いてもらっていたのですが『別れたら、意外と楽になるよ』と声をかけてくれた子がいて、なぜだかその言葉にハッとさせられたことを覚えています」。

■いまでも感謝している友人の言葉

当時の心境を振り返り、「『早く別れたほうがいいよ』といった言葉ではなく『楽になるよ』と言われると、すとんと自分のなかで腑に落ちるようなものがあり…」。

「『そうだな、もうあれこれ悩むのはやめよう、楽になろう』とあれだけ悩んでいたのに、その翌日には別れを切り出していました。その子も過去に同じような経験をしていたこともあり、余計に響いたのかもしれませんが…。背中を押してくれた友人には今も感謝しています」と話していました。