3日午前8時58分頃、台湾付近を震源とする地震が発生。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.7と発表され(3日午前10時50分時点)、日本では沖縄県与那国島で震度4を観測しています。

これにより沖縄県に津波警報が発表され、日本テレビの生放送に出演していた、元NHK・武田真一アナウンサーの対応が注目を集めました。

■『DayDay.』生放送中に緊急速報

地震発生時、日本テレビでは朝の情報番組『DayDay.』(同系)が生放送され、急増している“サポート詐欺”について紹介するVTRに切り替わるタイミングで、地震と津波の緊急速報が飛び込んできました。

スタジオが慌ただしくなり、現場の緊迫した空気が画面越しにも伝わるなか、武田アナは一切動じる様子を見せず。

■落ち着いた声で繰り返し避難呼びかけ

画面は沖縄県宮古島のLIVEカメラへと切り替わり、一見海は穏やかに見えるものの、津波がすぐに到達する予想が出ていた地域も。

武田アナは「海の様子が平穏だからといって、海に近づくのは危険です。間もなく津波が、来ます。海岸から離れたところへ、今すぐ避難をお願いします」と呼びかけ。

避難と地震の最新情報を伝えつつ、武田アナは「地震の規模が7.5(※放送当時の情報)ということですので、これはかなり大きな地震ということが言えます」などと誰にでも状況が分かるようにと解説した場面も。