「稲垣は草なぎ剛、香取慎吾と同じプロジェクト『新しい地図』として活動。一方、三宅は滝沢秀明氏が率いる『TOBE』に所属。言うまでもなく『新しい地図』と『TOBE』といえば旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の退所組の2大勢力で、ビジネスは順調とされているが、所属タレントが共演するのは今回が初めて。これをきっかけに、今後、共演が増えるだろう。業界内ではそのうち“共闘”するのではと言われていた」(音楽業界関係者)

『新しい地図』を率いるのは、元SMAPのチーフマネジャーの飯島三智氏。SMAPを国民的人気グループにしたことで、旧ジャニーズの創業者・故ジャニー喜多川氏はそのビジネスセンスを高く評価していたという。一方、滝沢氏はジャニー氏の寵愛を受けてエンタメの“帝王学”を学び、Snow ManとSixTONESを同日にCDデビューさせるなど、タレントとしてのみならず、プロデュース業でも実績を残していたが……。

「2人とも、旧ジャニーズの前社長である藤島ジュリー景子氏の存在があり、さまざまな思いがあったことで独立を決意。それぞれ起業家として成功を収めているが、旧ジャニーズに対する反発という意味では利害関係が一致する。さらに、飯島氏はもともと、『TOBE』に所属する北山宏光がメンバーだったKis-My-Ft2のプロデュースをしていた時期もあって、北山が飯島氏と滝沢氏の窓口になっているようだ。今のところ三宅と北山はソロ活動がメインなので、積極的に『新しい地図』の3人との共演が増えるものと見られている。バラエティーやトーク番組のみならず、ドラマや映画での共演もあるだろう」(芸能記者)

 所属タレントのマネジメントを新会社・STARTO ENTERTAINMENTに移行して再スタートした旧ジャニーズだが、2大勢力のコラボは果たして……。