何か特別な理由があったわけじゃないけれど、なぜか友達と連絡を取るのが急に億劫になったり、付き合うのが面倒に感じたりする時ってありませんか? この原因、そして対処法について考えます。
なんだかちょっと、離れたい…
嫌いになったわけじゃないけれど、なぜかちょっと距離を置きたくなったり、ふとした時に面倒だと感じてしまう友人関係に悩んだことはありませんか。
LINEの返信を返すのが面倒くさく感じたり、Twitterやinstagram、Facebookなどソーシャルメディアでの発信も、まるで自分をチェックされているみたいに感じてしまったり、飲みの誘いに行くのも憂鬱……なんて。
全てが、「だったらやらなきゃ(行かなきゃ)いいじゃん」の一言で片付けられるとはいえ、気持ちのゆらぎに気づいた時ほど戸惑うもの。
いなくていいわけじゃない、嫌いでもない、なのになぜか時々やってくる友達付き合いへの面倒な感情。どうして、こんな気持ちになるのでしょうか? 今回はその原因と対処法について考えます。自分がどれに当てはまるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
【1】そもそも、人付き合いが苦手なのかも
友人はいるけれど、そもそもたくさんの人と交流を持つことが苦手だという人は多くいます。最近では、メッセージを介して人と繋がることも多く、リアルなコミュニケーションよりもオフラインの交流がメインになっている、といった人も。
自分のペースを乱されたくないからこそ、同じ空気感や趣味を共有できる人とのみオンラインで交流を持ち、それ以外の人はオフラインで済ませてしまう、といったように。コミュニケーション方法も多様化しているので、人によって“仕分け”をしてしまうこともあり、余計に疲れを感じてしまうのかもしれません。
【2】自分のことを知られることに抵抗がある
リアルなコミュニケーションでは、まずお互いのことを知ることから始まります。相手のことを知るのはもちろん、自分のことも。そこで、自分をさらけ出すことが苦手だという方も居ることでしょう。
たとえ親しくなった相手でも、線引きが必要になることもあります。親しい友人だからといって、プライベートなことまでずかずかと土足で入ってこられるのは少し嫌だ、と感じますよね。友人関係に疲れを感じているときは、そのようにパーソナルスペースを侵害されているような気がしたときかもしれません。
【3】“共通”が増えすぎた
人間関係というのは、年齢と共に蓄積されていきますが、そこで共通の知人が出てくることは多々あります。
思ったよりも、世間は狭く、きっかけは多いもの。共通の知り合いが増えることによって「自分がどう思われるか」「こう言われているかもしれない」といった“他人から見た自分”を気にするようになり、不自然な自分に違和感を感じたり。無意識のうちに作り上げた自分=良い人像の自分と葛藤することもあります。