亀梨と田中は元日にスポーツ紙で「真剣交際」が報じられ、双方の事務所が「お仕事をご一緒して以来、仲良くさせていただいています」と報道を否定しなかった。事前に一部メディアは「元日婚」を報じ、実際は結婚には至らなかったものの、近いうちの入籍もあり得そうな状況にファンがざわついた。
この熱愛騒動の影響により、同ドラマに関する報道は主演の石原そっちのけで亀梨&田中の話題が中心に。田中が演じるのは主人公らの大学時代の同級生役で、亀梨との絡みも多いことから「ドラマに集中できなくなる」といった批判もあったが、やはり「共演を見てみたい」と思うのも人情で急激に注目度が高まった。
「話題作り」として成功したと思われたが。結果は前述したように初回視聴率7.9%でさほど高い視聴率ではなかった。なにわ男子・道枝駿佑が同じ枠で主演した前クールの『マルス-ゼロの革命-』は世帯視聴率3%台を連発するなど振るわず、そこから盛り返したという意味では健闘したといえる。しかし、前々クールの『家政夫のミタゾノ』(初回9.1%)、その一つ前の『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(初回9.6%)に比べると見劣りする数字だ。
さらに、初回放送では本筋と関係ない部分が最も話題になってしまうという珍事が発生。メインの登場人物たちが大学時代に青春を謳歌している回想シーンが描かれたのだが、演じているのは実年齢37歳の石原、38歳の亀梨、37歳の田中など全員が30代で、SNS上で「同窓会で集まった人たちにしか見えない」「いくら美男美女でも大学生役は無理ありすぎ」「大学生どころかママっぽい」などとツッコミが続出したのだ。
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