清流出版から、木村泰子(きむらやすこ)先生・著『お母さんを支える言葉』が、4月9日(火)より発売中だ。

「自分を支える何か」がほしいすべての人へ

何度でもやり直せばいい。子育ても、自分の人生も。今回発売された『お母さんを支える言葉』は、木村泰子先生が贈る「自分を支える何か」がほしい、すべての人へのメッセージが収録された書籍だ。同書のイラストは、本田亮さんが担当した。


同書は「Ⅰ尋ねる」「Ⅱ変わる」「Ⅲ支える」「Ⅳ見守る」で構成されている。子どもに弱音を吐こう、「大丈夫」を口癖になどのメッセージが詰まっている。

同書の「おわりに」には「一人で抱え込んだりしないでね。令和時代のお母さんたちも、昭和時代に子育てしていた私と同じです。仕事に家事に子どものあれこれに孤軍奮闘し、家族との関係に悩み、自分の生き方を模索しています。昔の自分を遠くからそっと励ますような気持ちで、いろんな言葉を紡ぎ出しました。」と書かれている。

講演活動で全国を飛び回る木村先生

著者の木村先生は、大阪府生まれ。武庫川学院女子短期大学体育科(現・武庫川女子大学短期大学部)卒業。大阪市立大空小学校初代校長として、障害の有無にかかわらず、すべての子どもがともに学び合い育ち合う教育に力を注ぐ。

その取り組みを描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』は大きな話題を呼び、文部科学省特別選定作品にも選ばれた。2015年に45年間の教員生活を終え、現在は講演活動で全国を飛び回っている。東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター協力研究員。

青春出版社『10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方』、小学館『「みんなの学校」が教えてくれたこと』『「みんなの学校」から社会を変える』など著書を多数出版している。

お母さんを支える言葉は、人を支える言葉。この機会に『お母さんを支える言葉』を、手に取ってみては。

清流出版:https://www.seiryupub.co.jp
「お母さんを支える言葉」詳細ページ:https://www.seiryupub.co.jp/books/2024/02/post-208.html

(江崎貴子)