6. 足立市場(東京)

足立市場は、都内に設置されている11か所の中央卸売市場のひとつで、都内で唯一の水産物専門の市場です。一般の方が買い物できる仲卸売場と、一般の方が入ることができない鮮魚卸売場に分かれていますので、鮮魚を購入する場合は、一般客が入れる仲卸売場へ行きましょう。

豊洲などの有名市場とはちがって穴場的なスポットなため、観光客で混雑しすぎることなく自分のペースで見学や買い物ができるのも嬉しいポイント!

さらに市場内の食堂コーナーには、市場から入荷したてのお魚を振る舞う飲食店が6店舗入っています。特に人気店なのが「とくだ屋」。その日仕入れた鮮魚で作る、豪華な海鮮丼がおすすめです。食堂コーナーは海鮮料理を提供するお店が多いですが、定食屋、蕎麦屋もありますよ。

7. 三浦市三崎水産物地方卸売市場(神奈川)

「みさき魚市場」として親しまれている「三浦市三崎水産物地方卸売市場」。全国でも有数のマグロ水揚げ高を誇ります。冷凍マグロ専用の卸売市場「低温卸売市場」では、2階の通路からマグロの入札風景を見学することができます。

同じく2階には朝6時からオープンしている「魚市場食堂」があり、三崎のまぐろをはじめ、仕入れたての鮮魚でつくるお刺身や地魚を使用したフライ、定食、丼ぶりメニューなども味わえます。中でも、おすすめはマグロの刺身にカツ、カマ焼きがついた「三崎市場のまぐろづくし定食」。三崎マグロを思う存分堪能できるマグロ三昧の定食で、食べ歩きではマストで味わいたい逸品です。

8. 土浦魚市場(茨城)

茨城県の内陸部、霞ヶ浦にもほど近い場所にあり、創業は昭和56年。豊洲市場をはじめ、北海道から九州まで全国の産地から直接買い付けし、旬の新鮮な魚介類を販売している民間の魚市場です。仲介がないため、鮮魚をより安くより早く販売できるのが特徴。飲食店や小売店の仕入れはもちろん、一般の人も買い物ができるので、お土産購入にもおすすめのスポットです。

食べ歩きで立ち寄るなら、建物の一角にある市場食堂がおすすめ。海鮮丼やお刺身定食、焼き魚、煮魚など、約50種類ほどのメニューが揃っており、毎日行列ができるほどの人気店となっています。

そして土曜日は、なんと1,500円でマグロが食べ放題に!マグロの刺身がお代わり自由になり、サラダ、煮物などのおかずの食べ放題もあわせて味わえます。土曜日は朝6時から営業しているので、朝ごはんにも立ち寄れます。