もしも「1ヵ月間あなたは自由です」といわれたらどうしますか?
使い道をすぐに思いつく人は少ないのではないでしょうか。
これを読んでいる多くの方と同様、筆者も毎日時間に追われて暮らしています。仕事だなんだとバタバタして、結局「今日1日何やっていたんだろう」と落胆することはしょっちゅうです。
そんな私が1ヵ月自由に使える時間があったら何をするかと考えてみました。
①買ったものの読んでいない本をコンプリートする
「年収アップのために効果的なこと」を重視したプランがこちらです。
筆者は本好きではありますが、最近は「買ったものの読んでいない」本が増えてきて困っています。仕事に必要な本は取り出して読んでいますが、正直、それ以外の本を読む時間が減っていて「こりゃまずい」と思っているところです。
年収アップのためというのもありますが、本で読んだ知識がどこかで役立つという経験をしてきた以上、インプットを常に行うことの重要性は実感しています。
1ヵ月自由に使える時間「だけ」があるなら、このプランを選ぶかもしれません。
②「30日間世界一周」にチャレンジする
「人生を充足させること」を重視したプランも紹介します。
私の大好きな本に、水谷さるころさんという漫画家の方が書いた「30日間世界一周!」という作品があります。タイトルにもあるように、ワンワールドの世界一周航空券「ワンワールドエクスプローラー」を使って30日間で世界一周を目指すというお話です。
ちなみに、航空会社における世界一周の定義は「太平洋と大西洋、それぞれを渡って出発地点の空港に戻ってくること」。何十か国も巡るわけではないので、30日間でもやろうと思えばできますよ。
1ヵ月自由に使える時間とまとまったお金が用意できればこっちを選びます。
③ビジネスホテルを泊まり歩く
おうちの管理をすべて放棄して、ホテル暮らしをしたいなと思います。遠いところには泊まりません。
私は都内暮らしなので、よく行く新宿のクラフトビアバーの近くのビジホとか、サウナがある銭湯とか、日比谷の大きな図書館のそばの旅館とか。神保町のカレー屋のそばの旅館とか。
「いつもの大好きな場所」をご近所にできたら、うれしいですよね。
やりたいことのためにお金と時間に対する意識を持とう
今回の記事で紹介したのはあくまで私が考える「やりたいこと」です。これを読んでいる皆様にもそれぞれやりたいことがあると思います。
やりたいことをやるためには上手に時間を確保することと、相応のお金が必要なのも事実です。普段から時間とお金を効率的に使い「本当にやりたいこと」のために余力を残せるようにしないと、と反省しました。
皆様も「1ヵ月あったらやりたいこと」を考えてみませんか?日々の生活の仕方が変わってくるかもしれませんよ。
文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日本FP協会の消費者向けイベントにも講師として登壇経験あり。