4月は新しい環境で気をはって疲れやすい時期です。実際に 6割の人が、春先に心身の疲れやダルさ(春ダル)、気分の落ち込みを感じていることがわかっています。
疲れがたまった人におすすめしたいのが「GWの大人遠足」。
今回は春にたまった疲れを一掃してくれる大人遠足の魅力、実践法をお伝えします。
GW、ぜひ実践してみてください。
※参照:春先の不調に関する実態調査~春先の心身の不調「春ダル」に要注意~ | ニュースリリース | 森永乳業株式会社
GWに実践したい「大人遠足」の魅力
4月に頑張って疲れがたまった人におすすめの「大人遠足」の具体的な魅力を紹介します。
ただの自分に戻れる
大人になると、仕事や家庭におわれ、「課長」とか「父親」とか、何らかの役割を演じている時間が多くなります。大人遠足では1人で、自分ことを誰も知らない場所に出かけるので、「ただの自分」に戻ることができます。
新たな視点が生まれる
例えば、美術館やギャラリーで作品を鑑賞すること、読書をすることで、今までの自分にはない新たな視点が得られます。日常では生まれない斬新な発想や思考は、仕事で活かすことができます。
大人遠足の実践法
大人遠足は、必ずしもお金をかける必要はありません。例えば、以下のようなものもおすすめです。
思い出の場所に行く
大人遠足の実践法の1つは「思い出の場所を訪れること」。
GW、昔通った小学校や、独身時代に一人暮らししていた場所をおとずれて、思い切り過去に浸ってみてはいかがでしょうか。
自分が子どものころから変わっていないことに気づいて安心したり、昔自分を応援してくれた人たちを思い出したり、静かなパワーをもらえます。
小さな美術館へ行く
街にたたずむ、小さな美術館。いつも気になっていたけど、行けずじまいでいる、ということがありませんか?
GWに大展覧会を開催する大きな美術館もありますが、大人遠足ではあえて、小さな美術館を訪れてみてください。
混雑を避けて、静かな空間にたたずむ作品たちにであうことで、心を洗い流すことができます。
見知らぬ町のカフェや図書館で読書
大人遠足では、見知らぬ街のカフェや図書館に足を運んでみましょう。自宅ではなく、行ったことがない町・降りたことがない駅のカフェや図書館に出かけるのがおすすめ。
非日常空間で、本の1文字1文字が心身にしみわたります。
GWは大人遠足で疲れを一掃しよう
4月は環境が変わり、ストレスや疲れがたまりやすい時期です。大人遠足でたまりにたまった疲れを洗い流せば、リセットされてまた元気に5月も頑張れるはず。ぜひ、自分だけの大人遠足を計画してみてくださいね。
文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。