日本では、人に対してお金に関する質問はタブー視されがちで、友人などの親しい間柄でも年収の話はあえてしませんよね。自分の親の年収や資産を正確に把握している人もほとんどいないのでは!?

しかし、最近ではYouTuberやインフルエンサーなどの新しい働き方が増えていますが、彼らは年収に対してオープンです。YouTuberやインフルエンサーの影響を受けて、年収に対しての興味がある子どもも増えているのではないでしょうか?実際に、筆者も小学1年生の娘から我が家の年収やお金持ちになる方法について聞かれたばかりです。

この記事では、子供からお金のことを聞かれたときの我が家の対応について紹介します。一つの例として参考にしていただければと思います。

年収について聞かれたときの対応

子供に年収について聞かれた場合、伝えるのも伝えないのもその家庭の自由で、正解はありません。筆者の家庭では、まだ子供の年齢が低くお金の価値が正確にはわからないだろうということ思い、具体的な金額については伝えないことにしました。

ただし、共働きで仕事を頑張っていること、その結果として複数の習い事をしたり、旅行に行ったりできるということは伝えています。子供が高学年になったら、具体的な世帯年収について話した上で、働く以外にお金を増やせる資産運用の方法についても伝える予定です。

お金持ちになるにはどうすればいいの?と聞かれたときの対応

今までは、良い大学に入って、良い企業に就職すれば、良い収入を得ることができました。しかし、日本の賃金は過去30年間に渡り横ばいなのにも関わらず、物価の上昇で生活費は増えており、可処分所得は減っています。そのため、会社員でお金持ちを目指すのは現実的ではないと言えるでしょう。

お金持ちになりたいのであれば、自分で事業を作り経営者になる必要があると筆者は考えます。自分の好きなこと(得意でできること)と世間のニーズがマッチする商品を作り、それを自分の力で売れるようになるのが大切だと教えています。