■本格っぽい雰囲気で始まりました

 冒頭、アジアのどこかの村で拘束されている主人公の照朝(間宮)。おヒゲをたくわえ、いかにも旅人の雰囲気です。

 このへんをうろうろしていて捕まったようですが、どうやらこの村では井戸が枯れてしまい、水不足に苦しんでいる様子。イスに縛り付けられたまま、照朝は「南側を掘れ」と指示します。すると、照朝の言う通り水がジャバジャバと吹き出しました。

 感謝感謝の村人から、その地に伝わる装飾されたカギを手渡されますが、それは照朝の求めているカギではありませんでした。村を去る照朝、名前を聞かれ「ラッキーマン」と答えました。

 照朝は首から古いカギを下げています。そのカギが、照朝をラッキーマンたらしめているのです。持っていると運気が上がるというそのカギは、幼いころに照朝が父親から譲り受けたものでした。