大学生になったらアルバイトデビューをしたいけれど、どんなアルバイトがよいのかと悩みがち。今回は大学生がどれくらいアルバイトをしているのか、人気の職種、初出勤日までに準備しておきたいものなどを紹介します。どんなアルバイトをしようかと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

学生アルバイト、みんなどれくらい稼いでいる?

(画像提供:polkadot/stock.adobe.com)

大学生はアルバイトでどのくらい稼げるのでしょうか?どんな職種に就いているのかも気になるところです。ここでは、大学生の平均勤務時間や給与、人気の職種についてチェックします。

週当たり約14時間働き、平均時給は約701円

日本学生支援機構が実施した「学生生活調査」(2018年)によると、1週当たりの平均アルバイト時間はおよそ14時間です。職種別で見ると、飲食業は約15時間と最も長く、塾講師・家庭教師などが最も短い10時間でした(4年制・6年制大学昼間部の学生のみの調査結果、以下同様)。

また、アルバイトの時給は平均約701円です。職種別で見ると、塾講師・家庭教師の時給は約816円、販売・飲食業以外の軽労働は約662円という結果になっています。

職場によっても異なりますが、一般的に職種によって労働時間や時給に差があるようです。「時給は低めでもおしゃれなカフェで働きたい」「短時間でしっかり稼ぎたい」など、自分が何を重視するかも職種を選ぶ上でのポイントとなるでしょう。

人気の職種は、講師・販売・飲食業

2020年現在はコロナ禍ですが、この「学生生活調査(2018年)」によると、人気の職種は、塾講師・家庭教師、販売、飲食業です。この結果は、2014年から2018年までほとんど変化がありません。また、最も多くの学生が就いている職種は、飲食業のようです。

飲食業が人気のある理由としては、居酒屋やカフェなどはメニューや作業がマニュアル化されていることが挙げられます。仕事が覚えやすいので初アルバイトでも安心して働けそうですね。

また塾講師や家庭教師は、時給が高く短時間の勤務も可能なことから人気があります。募集も多数あり、指導方法もマニュアル化されていることが多いので、初めてでもチャレンジしやすいのではないでしょうか。

初めてのアルバイト、大学で探す?

(画像提供:polkadot/stock.adobe.com)

初めてのアルバイトはどんなものを探せばよいか、悩んでしまいますよね。そんな大学生のために大学が、学生向きのアルバイトを紹介しています。アルバイトをしたいけれど、学業と両立できるか不安と感じる人も少なくないでしょう。アルバイト選びに失敗したくないという人は、大学の紹介制度を利用してみるとよさそうです。

大学で紹介してくれるアルバイトは、学生にふさわしいものをピックアップしています。また、大学によっては万が一トラブルに巻き込まれた場合、相談に乗ってくれる場合もあるので、初めてのアルバイトでも安心できるでしょう。