本日は近年増えつつある事実婚についてご紹介します。法律婚とは異なり、あえて「入籍をしない」という選択をする事実婚。この事実婚を選ぶ背景や選ぶ人の割合とは?また事実婚ならではのメリット&デメリットについてもご紹介します。特にパートナーとの子どもを持つ場合、事実婚が生まれてくる子どもにも影響することを覚えておきましょう。

本日は近年増えつつある事実婚についてご紹介します。法律婚とは異なり、あえて「入籍をしない」という選択をする事実婚。この事実婚を選ぶ背景や選ぶ人の割合とは?

また事実婚ならではのメリット&デメリットについてもご紹介します。特にパートナーとの子どもを持つ場合、事実婚はおふたりだけでなく、生まれてくる子どもにも影響が出ます。今事実婚を考えているカップルは、子どものことも踏まえ、選択をすることが大切になります。

事実婚とは?

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

事実婚とは、役所に婚姻届を提出せずに夫婦として共同生活を送っている状態のことを指します。一見「同棲」と似ていますが、事実婚と同棲の大きな違いは周囲からも夫婦であることが認められている点です。

事実婚では同じ住所に住民票を置き、生計を共にするのはもちろんですが、お互いが夫婦である意思を持ち、周囲からも夫婦だと認められていることが非常に重要です。

事実婚を選ぶ背景

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

近年事実婚を選ぶカップルが増える背景は本当にさまざま。今は結婚後も仕事を続ける女性が増えたこともあり、夫婦別姓を選択するために事実婚を選ぶカップルも少なくはありません。

その他にも同性同士のカップルや国際結婚をしたものの相手国の法律などの問題で婚姻が成立しないカップルなども必然的に事実婚を選ぶことになります。このことからも一定数、本人たちは望んでいなくても、自ずと事実婚を選ばざるを得なかったカップルがいることが伺えます。

事実婚カップルの割合

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

2022年の内閣府男女共同参画白書によると、日本における事実婚カップルの割合はおおよそ2~3%程度。人工換算では200~300万人程度だと言われています。

割合だけで見るとまだまだ日本国内では事実婚が浸透していないのも事実。しかしダイバーシティ&インクルージョンが叫ばれる昨今、今後ますますこの事実婚を選択する人、また必要とする人が増えてくることが考えられます。