ソーシャルサービスは、4月2日(火)より、産後うつ予防を目的としたアプリ「MaMaTo(ママト)」をApp StoreおよびGoogle Playストアにて、本格的に配信開始した。

ママに寄り添ったコメントを出してくれる

産後ケアアプリは多数あるが、赤ちゃんが主役のものがほとんど。今回配信をスタートした「MaMaTo」は、ママを主役としてママのメンタルセルフケアができるアプリ。


基本機能としては、毎日の簡単なアンケートに回答するだけで、ママの気持ちや睡眠記録をデイリーとマンスリーで記録することができる。そのデータを基に、AIが自動で抑うつ度や主観睡眠、赤ちゃんへの愛着形成を点数にし、自動計算をした上で、その日のママに寄り添い、ねぎらうコメントを出してくれるという。

状態がすぐれない時には、アラートや定期サポートなどの情報も受け取ることができる。

無条件にほめてくれる機能も


ママが周りに相談できる人がいない場合や、身近な人には話しづらい内容でも「MaMato」を使って夜泣きや母乳など、同じ悩みを抱えたママ同士で相談することができる。

さらに、ママがほめられたい相手を指定すると無条件にほめてくれる機能のほか、育児の合間の気分転換に読めるコラムも掲載する。

毎日の記録によりママ自身が心の状態を客観的に振り返ることができ、アラート機能により自身のメンタル不調に早く気づくことができるため、産後うつ予防に期待ができる。正しい知識を学ぶことで自身で適切に対処したり、一人で抱え込まずに相談するなどのアクションを起こせるようにサポートしてくれる。

虐待を未然に防ぐ

「ボンディング」とは母親の子どもに対する情緒的な絆のこと。そして、赤ちゃんに何も感じない、むしろ拒絶や怒りを感じることを「ボンディング障害」という。 また、子どもが養育者のもとに身の安全を求めて近づいて、 安全・安心を得ようとする行動を愛着(アタッチメント)という。

「MaMaTo」はボンディングの第一人者である吉田敬子先生に教えを求め、日本中の多くの支援者に話を聞き、ママの声を調査・分析して作ったもの。それにより、ボンディング障害による虐待を未然に防ぐことに期待ができる。


日本のママが幸せで満たされるように、いっぱいの愛情で、ママが自分自身を満たすことが本当に大切だという点に重きを置いて開発された同アプリ。同社の社長・白形知津江氏の「MaMaToを使うことで、世の中のママが少しでも穏やかに赤ちゃんと向き合うことができますように」という思いが込められている。

産後ママのメンタル不調に寄り添うアプリ「MaMaTo」を、この機会にチェックしてみては。

■アプリダウンロード
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/mamato/id6466366474
Google Playストア:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mamato

MaMaTo:https://mamato.jp
ソーシャルサービス:https://sc-sv.com

(江崎貴子)