モデル百貨は「MoneyGeek」にて、大学生への仕送りについて保護者500人に調査。

家賃や生活費の仕送り額や、仕送りについて子どもと話したことについて質問し、調査内容を公開した。

仕送り額の合計の平均は月10万超!

もしも子どもが自宅外から大学に進学することになったら、仕送りなどの費用の問題が気になるのではないだろうか。

今回同社は、20代の子どもを持ち、かつ子どもが自宅外から大学に通った(または通っている)という保護者500人にアンケートを実施し、仕送りの額などについて調査した。


2月9日(金)~15日(木)の期間にアンケート調査を行った結果、仕送り額の合計の平均は月に10万8,350円ということが明らかに。

内訳は、家賃を除いた生活費の平均が5万6,310円、家賃の平均が5万2,040円。子どもが4年間大学に通うとすると、総額で約520万円になることがわかった。


大学生の子どもへの仕送りで、家賃を抜いた生活費として最も多い金額帯は5万超~6万円で21.8%という結果に。次いで4万超~5万円(19.6%)と続いた。

また、学年による仕送り額の変化についても調査した結果、64.0%が学年による仕送り額の変化はなかったと回答したそう。しかし、1年次にはまだアルバイトを開始していなかったなどの事情で、1年次の仕送りが最も多かったと回答した人が14.6%にのぼった。

大学生のクレジットカード保有状況


子どものクレジットカードの保持状況について質問したところ、最も多かったのは「学生カードを作った(32.6%)」だった。

お金について親子で話したエピソード

子どもが大学に通うために家を出るのは、お金について改めて話す機会になる。節約の仕方や、生活費の使い方について、親子間でどのような話をしたのだろうか。

同調査では「勉強に支障のない程度のアルバイトを小遣いのためにしてもらい、生活費と学校の費用は仕送りした(50代・女性)」など、アルバイトに関することを話した親子が見られた。また、「自炊ができるように、おかずの作り置きの方法や短時間でできるレシピなどを教えました(50代・女性)」など食費に関する内容のほか、「初めの数カ月、家計簿をつけさせて必要な生活費を計った(60代・男性)」など、家計管理に関することを話したという回答が挙げられた。

保護者の気持ちが垣間見れる結果に

同調査では、家賃と仕送りの平均額が月10万8,350円と、決して少ない額ではないという結果が明らかになった。

アンケートには、子どもと話し合ったことや子どもが親に負担をかけまいと努力をしてくれた内容などのコメントが多く寄せられ、子どもの成長を実感し、頼もしく感じている保護者の気持ちを垣間見れたという。

「MoneyGeek」の調査記事「自宅外から通う大学生への仕送りは家賃と生活費の合計で平均10万8,350円!保護者500人に調査」では、今回の調査結果を公開中だ。気になる人は、チェックしてみては。

■アンケート調査概要
調査地域:全国
調査対象:20代の子を持ち、かつ子が自宅外から大学に通った(または通っている)保護者500人
調査期間:2月9(金)~15日(木)
調査主体:「MoneyGeek」編集部
調査委託先:アイブリッジ
自宅外から通う大学生への仕送りは家賃と生活費の合計で月平均10万8,350円!保護者500人に調査:https://www.nc-card.co.jp/media/column/school_allowance

(江崎貴子)