さらに新たな試みとして、新メンバー募集オーディションを実施すると告知。募集開始は5月以降で、現在芸能活動を行う団体に所属しておらず、18~30歳の日本で活動可能な男性であれば、経験の有無や自薦他薦は問わないという。旧ジャニーズ所属者も例外でなく、ジュニアの応募も受け付ける。合格者の人数は決まっていないが、菊池によると「10人組とかにはならない」とのことで、加入するのは1~2人程度とみられる。

 旧ジャニーズ事務所でもオーディションはあったが、あくまで研修生扱いのジャニーズJr.(現ジュニア)を選ぶものだった。デビュー済みのグループが新メンバーを募集した前例はなく、脱退者が出るたびに人数が減っていく一方というのが通例。9人組から3人組になったNEWSや、6人組から2人組になったKing & Princeなど、極端に人数が減っても「メンバー補充」はタブーとなっていた。

 菊池は配信で「中島が抜ける時に3人で話し合って、現状維持ではなく飛躍を目指したいというところで、大改革が必要だと思って。いろんな意見が出て、僕が言い出しっぺで2人に(新メンバー募集を)提案した」と話し、メンバー募集の発案者であることを告白。それに対して、佐藤は「最初に提案してくれたのは風磨くんだけど、そこが矢面に立ってほしくないという気持ちが僕たちはある。3人で決めたことだから」と、メンバー全員の総意であることを強調した。

 この初の試みに対し、ネット上では「攻めの姿勢は歓迎」「未来を見据えた勇気ある決断」などとメンバーたちの考えを支持する声が湧き起こった。しかし、その一方で「到底受け入れられない」「ジュニアで何年も頑張ってデビューするという良さがなくなる」「3人のままじゃダメなの?」などと否定的な意見も目立ち、賛否両論となっている。