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普段カタカナで表記することが多い、生物の漢字。
意外な漢字を使っているため、知らないと読めないものが多いですよね。

「守宮」

も、そのひとつ。

苗字では「守宮(もりみや)さん」と読むこともありますが、今回は生物の名前として考えてみてください。

「守宮」読み方のヒントは?

ヒントは、「や」から始まるひらがな3文字の爬虫類です。
カエルのような手の形をしていますが、指は5本。壁や天井などに張りついて移動し、素早く動きます。

また「守宮」は「しゅきゅう」と読むことができますが、これはこの生物の別称です。

もうわかりましたね?

「守宮」の読み方、正解は・・・

正解は……

 

「ヤモリ」

です!

ほかにも「家守」「矢守」「壁虎」と書いて、ヤモリと読む場合もあるようです。

ヤモリの漢字にはさまざまな由来がありますが、
「守宮」は、中国の後宮(后妃などが住む神殿)を守る生物からきたのだとか。

また「ヤモリが家にいると災いが起きない」という言い伝えがあるように、家を守る生物として「家守」と表記するようになったという説もあります。

見た目が似ていることから「イモリ」と一緒にされがちですが、イモリは両生類で水辺を中心に生活しています。

  • 井守(イモリ)…井戸(水まわり)を守る、水辺の生物
  • 守宮(ヤモリ)…後宮(家)を守る、陸地の生物

このように漢字に変換すると、ヤモリ・イモリを間違えずに覚えることができそうですね。

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