写真提供元:にっぽんの宝物事務局

2月20日(火)・21日(水)に「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2023-2024」開催。新潟県南魚沼市からも出場し、優秀な成績を残した。

地方大会を勝ち抜いてきた商品が集結

「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2023-2024」は、地方に眠る食、工芸品、観光素材などをセミナーやグランプリを通してヒット商品に育てていく「にっぽんの宝物プロジェクト」の一環として開催。全国各地で開催された地方大会を勝ち抜いてきた51商品が集結し、10部門に別れてナンバーワンを決める熱い戦いを繰り広げた。

2月20日(火)に開催された部門グランプリでは、全国51商品が10部門が、第1会場「日本橋三井ホール(日本橋)」、第2会場「BASE Q(有楽町)」、第3会場「LODGE(紀尾井町)」に分かれて部門グランプリを目指した。

2月21日(水)に開催されたグランドグランプリでは、前日の部門グランプリ受賞者のみで競い合い、日本橋三井ホールを会場に、業界を超えた日本一が決定した。

南魚沼からそれぞれの部門で受賞の結果に

今回、新潟県南魚沼市からは2商品、6事業者が出場。

写真提供元:にっぽんの宝物事務局

まず、工芸・雑貨部門に出場した「雪こめぬかカイロ」が準グランプリを受賞。


同商品は伝統の絹織物本塩沢カバーの米ぬか玄米カイロ。電子レンジで一分加熱し目元などの温めとリラックスに使用できる。

出場事業者はaccos、吉兆楽、越後千晴工房。

双子の姉妹で米ぬか玄米カイロの製造・販売を行っているaccosが、課題に感じていた「米ぬか特有の匂い」の軽減を、米の精米・販売を行う吉兆楽と実現し、さらにカイロのカバーには越後千晴工房の本塩沢という絹織物を使用。日本の伝統文化に触れながら、リラックスタイムを同時に楽しめる商品を開発した。


次に、ローカルフード・肉調理/加工部門に出場した「有機野菜のジビエライス」が、ベストローカルフード賞(特別賞)を受賞。

このジビエライスは有機野菜のトマトの甘みと猪肉の旨味とアジアの調味料によって女性好みに仕上げられているのが特徴。ジビエの常識を覆す一皿となっている。

写真提供元:にっぽんの宝物事務局

出場事業者は食ing Bar くう、じび栄、スマイルフィールド。

地元で20年間愛されている居酒屋、食ing Barくうは、コロナ禍で一変してしまった現状を変えたいという思いから「にっぽんの宝物セミナー」に参加。そこで出会った猟友会で活動しているじび栄、有機栽培農家のスマイルフィールドとともに新たなメニューを開発した。南魚沼自慢のコシヒカリ・ジビエ肉の旨味・有機野菜の濃厚なトマト、そこにアジアの調味料を加えた味の融合が楽しめそうだ。

熱いプレゼンで会場を沸かせ、それぞれの部門で受賞した南魚沼市の「宝物」たち。大会の様子は「にっぽんの宝物」公式Youtubeでも公開中なので、当日の様子をチェックしてみては。

にっぽんの宝物youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC0CpBhpw5qmkM6Q2APfcIeg
にっぽんの宝物公式ホームページ:https://www.undiscovered.jp/2023-2024-schedule

(山川温)