夫婦で老後の資金計画について会話できていますか?老後破産に対し不安があるけど、パートナーとオープンに会話できていない、という人もいるのではないでしょうか。お金に関する会話の有無をはじめ、老後破産する夫婦としない夫婦には違いがあります。

この記事では、元銀行員の筆者が老後破産する夫婦としない夫婦の決定的な違いと老後の生活費はいくら必要なのか、年金だけで果たして足りるのかを紹介します。

違い1お金に関する会話の有無

お金に関してオープンに会話ができない夫婦は老後破産しやすいといえるでしょう。

収入や貯蓄がどれくらいあるかお互いに共有できていないと、お互いを当てにして、いざ蓋をあけたら全然貯蓄できていないというケースも考えられます。

お金に関してオープンに話せる環境にしておく必要があります。

違い2 老後の年金額に対する理解度

老後破産する夫婦としない夫婦とでは、老後の年金額に対する理解度にも違いがあるようです。年金を多く見積もりすぎ、老後生活がはじまってから年金だけでは足りないことに気付くようでは、老後破産に陥ってしまいます。

現役のうちに、夫婦で年金がいくらもらえるかを見積もっておき、足りない分は貯蓄しておきましょう。必要最低限の生活費分だけではなく、孫へのお祝いやレジャー費など多めに用意しておいた方が安心です。

違い3浪費癖の有無

浪費癖がある夫婦は注意が必要です。老後は現役時代と比べ収入が減ります。

現役時代から浪費体質を改善しておきましょう。たとえば、外食ばかりで自炊をしていないのであればまずは自炊する癖をつけましょう。レジャーや買い物は、年間いくらまでと決めればセーブしやすくなります。