ジューンブライドという言葉もあるように、6月は結婚式のシーズンです。人生の門出を祝う結婚式ですが、男女の恋愛トラブル、そして家族や親戚が浮き彫りになるできごとも…。そこで、女子SPA!が取材してきた結婚式をめぐる悲喜こもごもな体験談から、人気記事の一部を再録します。今回はコロナ禍の今となっては深く考えさせられる内容です。(初公開2017年7月24日、情報は掲載当時のものです)。

=====

 もし、自分の結婚式の直前にインフルエンザになってしまったら……?

 男女100人に「強行」か「延期」かのアンケートを筆者のTwitter上でとってみました。すると、「強行」52%「延期」48%という結果が出ました。

花嫁花婿そろってインフルエンザでも式強行!客席にウイルスまきちらした結果…
(画像=『女子SPA!』より引用)

写真はイメージです

 小さな子供やお年寄りにとっては命の危険にもなりうるインフルエンザ。しかし、延期した場合、式場やホテルのキャンセル料などかなりの出費になるのも事実。悩ましい問題です。

子供をきっかけに夫・本人と次々とインフルエンザ感染

 中川晴子さん(仮名・32歳)は、地方での結婚式を3日後に控えた友人が、SNSで「子供が40℃の熱を出した」と投稿しているのを見かけ、大変気の毒に思ったと言います。

「友人は、再婚だったので2歳になる子供がいました。当時、インフルエンザが大流行している時期だったので、子供は結婚式を欠席させることにしたそうです」

 さらに、友人の不穏な書き込みは続きます。

「その次の日に『夫も高熱。絶対インフルエンザだ』という内容の投稿があって、さらに結婚式前日に『私も熱出てきたやばい』って……。当然、式は急遽中止になるものと思ってしました」