◆認知機能にも悪影響を与える可能性

タンパク質が腸内細菌のエサになると、アンモニアが増えてしまうとお伝えしました。ただ、仮に腸内でアンモニアが増えても、体の解毒機能があるので基本は大丈夫なのです。問題なのは、その量が多くなり過ぎた時。

過剰に作られたアンモニアは、腸内環境だけでなく、脳の認知機能にも影響を与える可能性があると報告されています(※2)。つまり、腸内にいる細菌が「オリゴ糖」ではなく「タンパク質」をたくさん食べてしまうと、どんどん悪い方向に傾くことに……!

腸内環境が荒れるのを防ぐ白ネギ
写真はイメージです
その腸内環境の悪化を抑制するための工夫が、今日のレシピの主役である白ネギです。腸内細菌は、オリゴ糖が不足している時に、タンパク質をエサにする習性があります。なので、オリゴ糖を多く含む白ネギを豚肉と一緒に食べることは、腸活にとって最高なのです!

ここからは、腸内環境が荒れるのを防ぐ、最強の腸活レシピをお伝えしますね!