買い物などをするともらえるポイントで株式投資ができる「ポイ株」が人気です。

タダでもらえるポイントを使うということもあり、リスクをそこまで怖がらなくていいことから、投資について学ぶ良いきっかけにもなります。

しかし、そうした考え方には実は落とし穴があります。

■落とし穴1:ポイントと言えど「お金」と同価値である

まず念頭に置いてほしいことは、「ポイント」は「お金」とほぼ同等であるということです。ポイントで買える商品の種類も豊富で、現金と同様、さまざまなサービスも利用できるからです。

そのため、「ポイントだから損してもいい」という安易な発想は、お金を大切にしていないこととほぼ同義と言えます。

ポイントであったとしても投資先はある程度吟味し、しっかりと利益が出るよう試行錯誤しましょう。

■落とし穴2:「ポイントを貯めるため」に注意!

「ポイ株」でより多くポイントを投資したいからといって、ポイントを貯めるために買い物で無駄遣いをするのは本末転倒です。

たとえばポイ株で1,000円の株式投資をして1年で10%、つまり100円の利益が出たとしても、1,000円分のポイントを得るために還元率1%のポイントサービスで10万円分の無駄な買い物をする必要があるのなら、当然、その買い物は控えたほうがいいわけです。