人生100年時代、老後破産は他人事ではありません。

今回は、現役時代はお金に余裕があったのに、定年退職して老後貧乏に陥ってしまったエピソードについてfuelle編集部がアンケート調査しました。

■私が老後貧乏になった理由

私が老後貧乏になった理由は、先の見通しが甘かったことです。

現役時代の年収は600円ほどで、地方都市在住のこともあり何も考えず暮らしていました。

50代後半、病気になり手術をしました。その後、腰痛もひどくなり、60歳で定年退職しました。仕事を続ける体力がなかったため、再雇用制度での仕事はしませんでした。

現在の収入は0円で、悲しいことに年金をもらえるまでまだ年数があります。貯金は500万円ほどありますが、退職金は残っていた支払いに充ててしまいました。病気になる前は、定年後は再雇用でのんびり仕事をするつもりでしたので、お金のことを深く考えていませんでした。

現役時代は、酒やたばこ、パチンコ、趣味、好きな車にお金を使い、本当に必要なものにお金を使っていませんでした。貯金や投資などもまったくせずにお金を使い過ぎていたことを後悔しています。

■現役時代にやっておくべき

現在は、予想外に病院の治療費や家の修理にお金がかかっていることも悩みの種です。これらの支出が老後貧乏にさらに拍車をかけています。

収入がない今はお金が減っていくばかりで、パチンコはもちろん、お酒もたばこもやめています。妻は、「ポイ活」「節約術」にはまり、安売りを求めて夜のスーパーで買い物してます。