金利が高い借金をしないためには、知識が必要です。銀行などの金融機関から借りる場合の金利の相場はどれくらいなのか、国の制度を利用して低金利のローンを利用することはできないのか……。これらを知っているだけで、高い金利の借金をすることを避けられることがあります。

高い金利の借金をすると、トータルで返すお金が増えるので、生活苦に陥ってまた別なところから借金をして…という悪循環に陥る可能性が高くなります。

■「メンタル」と借金の善し悪し

メンタル的な側面にも触れておきます。「感情的」に借金をする場合、結果として悪い借金になる確率が高くなります。

感情的になると、返済計画についてほとんど考えずに借金をしてしまいがちです。借金をして何かを購入するときは、少なくても1週間もしくは1カ月、本当にそれが必要なのか、お金をきちんと返せるのか、冷静にしっかりと考えることが求められます。

■自身の借金を分析してみよう

あなたがいますでに借金をしているなら、「目的」「金利」「メンタル」の側面から自身の借金を分析してみましょう。そこで反省すべき点があるなら、今後ローンなどを組むときにはその教訓をしっかり活かしましょう。

文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト) 国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。