人生100年時代、老後破産は他人事ではありません。

今回は、現役時代はお金に余裕があったのに、定年退職して老後貧乏に陥ってしまったエピソードについてfuelle編集部がアンケート調査しました。

■収入月100万円→30万円の年金に

現在の我が家の収入は、妻の年金と合わせて月30万円程度です。一般的には悪くない金額だと思いますが、定年間際には月100万円の収入があったことを考えると、貧しいと感じることもあります。

自宅ローンは完済しており貯蓄もそれなりにあるため、今後も何とかなりそうではあるのですが、生活レベルを急激に下げることが難しく、住民税などの負担に驚かされています。

いま振り返ると、ふるさと納税などの節税対策をもっと積極的に活用すべきだったと思います。国民健康保険や介護保険の支払いが年金から天引きされるため、今後の収入に対しては常に不安があります。

■若い頃にしておけば良かったこと

若い頃、退職後のことや年金について考えず、勉強しなかったことを後悔しています。今のところは何とかなりそうな老後に感謝していますが、今後はさらに厳しくなることが予想されるため、何とも言えない気持ちです。