「私、〇〇なのにクレジットカードが作れた!」

今回は、そんなクレカ審査や発行にまつわるエピソードについてfuelle編集部がアンケート調査しました。

■120万円の借金があり任意整理へ

債務整理をしたのにクレジットカードを作ることができました。

7年ほど前、120万円の借金がありました。借金のことは誰にも言えず、知られないようにコツコツ返済していました。しかし、カードのリボ払いは金利が高く、なかなか元金が減りませんでした。

生活を改めて節約しても、なかなか元金が減らず悩んでいた頃のことです。インターネットで全国展開している某法律事務所のコマーシャルを見て相談してみることにしました。

弁護士さんに「120万円なら任意整理が一番よい」と言われ、任意整理を選択しました。クレジットカードは全て解約し、私の現金生活がはじまります。

現金生活7年目。世の中がキャッシュレス化に拍車がかかる中、私は現金をチャージする某電子マネーをメインにポイントを貯めていました。

■審査が甘いと噂のクレカに挑戦

任意整理から7年経ち、「クレジットカードがほしいな」と思うことが多くなりました。

借金は払い終わり、コツコツ貯めたお金で旅行へ行くことになりました。友達みんなは旅行代金をクレジットカードで支払っていましたが、私だけが現金払いです。持っていたデビットカードは、旅行会社では使えませんでした。

クレジットカードが欲しい熱が高まり、審査が甘いと噂されていたインターネット通販のカードに申し込んでみることにしました。すると数分で審査通過メールが到着したのです。驚愕した一方、嬉しさが込み上げてきました。限度額は30万円です。「もうリボ払いはしません!」と心に誓いました。

審査を通過した原因は、遺産相続などがあり貯蓄額がまあまあ大きかったことや、携帯電話の分割も確実に払っていたこともあるのではないかと思います。もしかしたらブラックリストから削除されていたのかもしれません。

また、携帯電話の分割払いを滞納してもブラックリストに載るようなので、期限内に支払うよう気を付けましょう。

(50代・女性)

今回は、クレカ発行にまつわるエピソードを紹介しました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部