学校や習い事などでたびたび問題になるのが、教師などに自己中心的で理不尽な要求をする「モンスターペアレント」の存在。同じ親からしても、度がすぎると「なるべく距離を保ちたい」と思うものです。
今回は、息子の小学校で遭遇した“大物”なモンスターペアレントについて藤井環奈さん(仮名・33歳)が語ります。
◆平和な田舎の小学校での生活
環奈さんの息子の小学校では毎年クラス替えがあり、クラスメイトや担任が変わるそう。
「息子が通うのは、全校生徒が800人以上いる公立の小学校です。毎年のクラス替えは、担任の先生によって教育の質が偏ることがなく、毎年新しい友人が増えるので、子どもの刺激になって良いと感じていました。
クラス替えの度にママ友との間で話題になるのが『学年で有名なモンスターペアレントの子どもと同じクラスではないか』という事でした。担任が誰かよりも、あの子と同じクラスにだけはなりたくないと言っているママは多いですね。
うちの子は幸い、4年生までは子ども同士のトラブルも、親のトラブルもなかったので、半ば他人事のような感じでママ友が話すモンスターペアレントの話を聞いていました」
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