木村は、後輩のファンも虜にするような演出も入れながら、涙ぐましい番宣を続けている。その裏には、どうしても『レジェンド&バタフライ』をヒットさせないといけない裏事情があるという。

「元SMAPの草なぎ剛が主演を務めるドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)が、1月16日から放送を開始します。人気が高い『戦争』シリーズの続編で、草なぎとしては久しぶりの地上波ドラマ復帰作になる。ストーリーもしっかり練られていて、放送前から注目のドラマとなっています。このドラマの2話目が放送されたあとに、『レジェンド&バタフライ』が公開になる。ドラマと映画でフィールドは違いますが、木村は草なぎをかなりライバル視しているようです。もし、木村の映画がコケた上で、草なぎのドラマの評判が高かったら、俳優として負けたことになりかねない。そういった意味でも、番宣に力を入れているんです」(同上)

 主演とはいえ、綾瀬よりも段違いに番宣稼働している木村を見れば、なにか鬼気迫るものを感じてしまう。そんな木村は、元SMAPの中でも草なぎにだけは特別な感情があると言われる。

「SMAP時代も草なぎは演技派として知られていましたが、視聴率では木村が圧倒していた。しかし、草なぎはSMAPの解散以降、映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。さらに、海外でも賞を受けるなど人気が高い。昨年出演した映画『サバカン SABAKAN』も評価が高く、俳優として成長を続けています。木村も草なぎの演技力を認めているからこそ、元メンバーとして負けられない気持ちが強いようです」(スポーツ紙記者)