ニック・カーターと、アーロン・カーター Photo: Mediapunch/Shutterstockニック・カーターと、アーロン・カーター Photo: Mediapunch/Shutterstock

ニック・カーターは、1年前に起きた弟アーロン・カーターの死を「まだ受け止めている途中だ」と明かし、涙を流した。

アーロン・カーターは、2022年11月5日の朝、米カリフォルニア州ランカスターの自宅の風呂場で死亡しているのが発見された。34歳という若さであった。その後、数ヶ月にわたりアーロンの死因が調査され、その後に米ロサンゼルス郡検視官が検視結果を発表。検視報告書によると、アーロンは「圧縮ガスの吸引とアルプラゾラム(安定剤)の摂取後、浴槽でおぼれた」と伝えている。

Page Sixによると、正式な死因は「溺死(できし)」で、「圧縮空気缶の推進剤としてよく使われる、可燃性ガスのジフルオロエタンを吸引したことと、抗不安薬のザナックスのジェネリックである、安定剤のアルプラゾラム」が原因であると伝えていた。

ニックは、新しいE!Newsとの独占インタビューに登場。アーロンとの過去を振り返りながらも、彼の死は「いまだに信じられない」と涙を流しながら心境を明かした。

そして特にホリデーシーズンには、アーロンがいないことが痛いほど感じられると語った。「このような瞬間や節目や時間は、実際に兄や家族と思い出を共有した、良い時間なんだ」「何があろうと、彼は僕の弟だし、会いたいし、愛している。いつかすべてが納得できる日が来ることを願っているし、そのために努力している」とコメントした。

アーロンの死後、ニックはインスタグラムで弟との思い出の写真をいくつも投稿していた。そして「僕の心は完全に壊れてしまった。弟と僕は複雑な関係にあったけれど、弟への愛は決して色あせることはなかった」と書きつづった。