ところで、この欄でもよくいっているが、今のような誌面づくりをしている現代を、私は評価していない。そのことについては何度も書いてきたので、ここでは触れないが、高齢者御用達雑誌になり、いつの間にか月3回雑誌になってしまった現代は、私がやっていた頃の現代とは似ても似つかないものになってしまったのだ。
だが、そんな現代でも、ときどき、思わず読んでしまう特集がないわけではない。
今週の巻頭特集「全力でカネを取り戻す 必ず貯金が増える127の方法」がそれである。
私は、貧乏が性にあっているし、面倒くさがりやだから、ここにあることを実践しようとは思わないが、よくここまで集めた、その忍耐力はさすが、天晴れである。
ケタ違いの支給額だと現代が推奨するのは「3省連携ワンストップ補助金」だそうである。
「年内に家の省エネ化リフォームを完了すると、工事費用が最大245万円補助される新制度です」(ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢)