伊藤純一(「益荒男」代表)
今年で14年目を迎えたアマチュア格闘技大会の「益荒男」。これまで多くのプロ選手を輩出し、近年は3,000席近いキャパの会場でも大会を開くなど、もはや地下格闘技とは言えないレベルに成長した。その興行を長きにわたって牽引してきた伊藤代表に、西山と大関の確執について聞くと、「個人個人はナイスガイでも、いざ配信に乗るとリスナーが空気を入れるから、対立構図ができあがっちゃうんでしょうね。今日はグローブを合わせることによって、お互い何かわかってもらえれば」と期待を寄せた。
さあ、いよいよ“因縁の対決”のゴングが鳴った! 試合開始から終了までを写真とともに振り返ろう。
1ラウンド開始早々、快調な滑り出しを見せたのは大関だ。右のローキックを5発、6発と立て続けにヒットさせる。
対する西山も、大関の離れ際に右ストレートや右フックで応戦。西山の圧力に押され、大関が尻餅をつく場面もあったがノーダウン。
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